紅茶の時間

来月4月20日に行われる『長野マラソン』
毎年何とか完走していますが、いつも制限時間ギリギリ(笑)　昨年これが最後と自分に言い聞かせて走り、今年は参加する気がなかったのですが、ちょっとした訳があって…

実は、主人のお友達で、毎年すごいトレーニングされているのに、怪我などもされてしまうせいか、なかなか完走出来ない方がいます。普通の主婦の私がギリギリでも完走しているのに…ということで今年は絶対完走を目指し、願掛けも兼ねてか、主人と私のエントリー料、2万円を支払ってくれ、私も走る事になってしまいました(^_^;)　
マラソン10年選手の主人からも、2月は月間200キロは走らないと完走出来ないとアドバイスされており、今年はスケジュール的に厳しく、でも睡眠時間を削り、この寒さで走っていたせいか風邪をこじらせてしまいました。趣味のはずのマラソンが仕事に支障を与えてしまい、生徒さんには大変ご迷惑をかけてしまいました。本当にすみませんでした。
（そう言ってる主人も2月200キロ走っていませんが(-_-;)

ブログアップが遅れてしまいましたが、先日お客様お一人のプラベートレッスンをしました。
お客様から、昨年の2月に食べた苺のムースをもう一度食べたいとのご依頼があったので、たまにはと思い、ホールケーキにしてみました。

お菓子は素人なので、やっぱりうまくいかなかった(´；ω；｀)
表面がゴテゴテしちゃいましたが、味は自信があったので、喜んで食べていただける姿を見て一安心しました。

レッスンにいらして約２年になるお客様。紅茶の基本からバリエーション、時には何度も同じレッスンメニューを受けられるほどの紅茶好きの方。横浜出身で転勤族の彼女は、いよいよこの３月は…ということでプライベートレッスンをご希望されました。
マサラティーにピッタリのカレーのスコーン、毎回美味しいと言って下さっていたので、初めて生徒さんと一緒に作りました。

プライベートレッスンということで、内容は更に盛りだくさん。お客様からご依頼を受けたメニューはもちろん、この時期限定の桜のアイスティーも作っていただきました。男の子二人のママさんなので、桃の節句とは関係ないとも思いましたが、レッスンを受けるたび、お友達をご自宅に招いて紅茶をおもてなしされているとの事だったので、ママ友に♥…と思いご紹介しました。

お客様と初めて会ったのは２年半前。
年齢は私よりだいぶ下ですが、しっかりとして育ちのよさを感じる、とても品のある女性でした。社交的で交友関係も広くいつもお友達に囲まれていらっしゃいました。でも少し自分の気持ちを我慢してしまうところがあるせいか、また長野という新しい土地で一生懸命になり過ぎてしまったのか、辛い思いもしたようです。
でもそれを包み隠さず、堂々と公表している彼女の姿を見て、彼女の本当の芯の強さを感じました。辛い時もレッスンにいらしていただき、喜んでいただける彼女の姿を見ると、私も頑張ろうと勇気をいただきました。いつも一生懸命な彼女、時にはレッスン中に泣いてしまった事もありましたが、毎回癒されたと言っていただき、レッスンの時は、必ずちょっとしたお手紙もいただきました。
今回のプラベートレッスンをするにあたって、私のブログ、初めて開設した時からの全てを読み返されたそうです。

もしかしたら最後になってしまうかもしれない…そんな彼女から長い長いお手紙をレッスン終了後にいただきました。この手紙、ずっとずっと大切にしておきます。

紅茶とは…人と人の繋がりを拡げ、深めてくれる、そんな飲み物です。